【ブロックエディタで選ぶ】WordPressテーマ徹底比較!完全対応とは?
ブロックエディタが使いやすいテーマってどれなの?
JIN、SANGO、SWELL、AFFINGER、SONIC、Cocoon
全部使ってみたチロ猫です。
毎日の執筆作業では、エディタの「機能」と「使いやすさ」は非常に重要!
この記事では、おすすめの5テーマの「ブロックエディタの機能」に絞って詳しく比較していきます。
各テーマのブロックエディタ機能の違い|詳細比較表
各テーマの「ブロックエディタ機能」については、一覧表を見るのが一番早いです!
まずは下記の表をじっくりご覧ください!
WordPressテーマ5選、ブロックエディタ機能比較表
項目 | SWELL | AFFINGER | Cocoon | SANGO | JIN |
---|---|---|---|---|---|
①ブロック エディタ | 完全対応 | 多くの 部分対応 | 完全対応 | 完全対応 | 一部のみ対応 |
②独自ブロック数 | 20 | 9 | 20 | 27 | 11 |
③「段落」装飾 | 下スペースのみ | ||||
④「画像」装飾 | 設定で一括 | クラシックのみ | |||
⑤「カラム」装飾(スマホ2列) | |||||
⑥「グループ」装飾 | 配列のみ | ||||
⑦「テーブル」(スマホ横スクロール) | 見出し固定も可 | 設定で一括 エラー? | |||
SWELL | AFFINGER | Cocoon | SANGO | JIN | |
⑧「テーブル」(○×挿入) | ショートコードで可能 | ||||
⑨タイトル文字数表示 | 有料プラグイン | ||||
⑩吹き出し | 無制限 | 8個以上有料 アニメーション付 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
⑪内部ブログカード | クラシック | ||||
⑫外部ブログカード | 有料 プラグイン | V2.7~OK? エラーで不可 | |||
⑬ABテスト | 有料 プラグイン | ||||
SWELL | AFFINGER | Cocoon | SANGO | JIN | |
⑭PC/スマホ表示分け | |||||
⑮ブロック下の 余白調節 | |||||
⑯ステップ (タイムライン) | クラシック | 有料プラグイン | |||
⑰ボタンにアフィリンクをそのまま貼れる | 対策記事あり | リンクとimgに分離 | リンクとimgに分離 | ||
⑱ワイドブロック | EXで可 | ||||
⑲タブで表示分け | |||||
⑳投稿リスト | |||||
特記事項 | 完全対応。非常に細かい所まで行き届いている | 完全対応ではないが、細かい所はCocoon以上 | 完全対応。細かい部分は少し足りない。 | 完全対応。細かい部分は少し足りない。 | 一部対応のみ。ビジュアル表示でなく見づらい |
SWELL が圧倒的に高機能!
その他は、少しずつ「長所」と「短所」がありますね。
1位、ブロックエディタが大評判のSWELL!
SWELLホームページ:https://swell-theme.com/
SWELLはダントツ1位!他の追随を許さない
SWELLはブロックエディタ機能でダントツ1位!
ブロックエディタの機能では、SWELL が他のテーマを圧倒しています!
2019年3月に発売されたSWELL。
「ブロックエディタ」のリリース後に開発されたので、はじめから「ブロックエディタのために」生まれたテーマです。
他の、「クラシックエディタを無難に変更したテーマ」とは訳がちがいます。
リリース当時から「ブロックエディタ完全対応」を謳っていましたが、この3年間さらに進化を続けてきました。今はもう、
「完全対応どころじゃない!」それをはるかに超えています!
さらに進化を続けているSWELL!
進化し続けるSWELLは、例えば、つい最近も大きなアップデートがあり、表機能がメチャメチャ進化しました!
表内に「○×の背景画像」や「ボタン」を入れられるようになったよ!
\V2.6 News!/
SWELL記事:テーブル機能アップデート情報(動画解説あり)
SWELLはアップデート情報を動画で解説。
小さなアップデートを含めると月に何度も新しいバージョンがリリースされていて、WordPressの進化にも即時に対応。
熱意のある開発者さんがSWELLを大切に丁寧に管理・メンテしているので、今後も成長を続けていくので楽しみなテーマです。
\新機能が続々追加!/
SWELL記事:アップデート記事一覧はこちら
同じ機能でも、操作性はSWELLが上
同じ機能一つとっても、SWELLは他よりも操作性が高いことがほとんどです。
例えば、「ブログカード(関連記事)」で内部リンクを貼る場合、他のテーマは「URLを入力する」必要がありますが、SWELLは「単語で入力するだけ」で候補が表示されます(下記参照)。
\参考記事/
SWELL記事:関連記事の挿入方法(動画あり)
表機能でも、「スマホ横スクロール」は他のテーマでもできますが、「見出し固定」「幅の指定」などができるのはSWELLのみです。
使い心地が良すぎて、他のテーマはもう使えないよ
よかったら見てみてね!
\ みんなが買ってよかった! /
SWELLホームページ:https://swell-theme.com/
2位、完全対応、さらに進化し続けるSANGO!
ブロックエディタの機能で2位に着けているのはSANGOです!
ただし、SANGOは外観設定に自由度が少ないので、トータル的におすすめかは微妙ですが、ブロックエディタの進化は間違いなく凄いものがあります。
2022年6月現在、独自ブロックの数は27!
SWELLの20を上回っています(ただし、必ずしも「数が多い=機能が多い」ではありません)。
SANGOはブロックエディタ完全対応にもいち早く対応し、現在も頻繁にアップデートや機能の追加が行われているので、SWELL同様、開発者の熱意を感じるテーマです。
独自ブロックのデザインは「ゆるかわ系」で「丸み」があります。「シャープ」や「クール」な印象は作れないので注意が必要です。
- ブロック間の余白の調整
- PC/スマホの表示分け
などの高度な調整にも対応(余白調整は「マイナス」方向に減らすことができないので、私的には不満ですが)。
今まで残念だった「スマホでカラムを2列表示できない」点も、V6.0 で WordPress 自体に搭載されたので、SWELLとの差異が少なくなっている印象です。
SANGOのページ:saruwakakun.design
3位、無料なのに完全対応?Cocoon!
ブロックエディタ完全対応で高機能のCocoon。無料なので、多くを語るより使ってもらうのが一番でしょう。
Cocoon は記事を執筆する上で、ブロックエディタだけで一通りのことができます。
ただ、使っていて「もうちょっとこうだったら…」と思うことも少なくはありません。
「痒いところに手が届く」という点ではSWELLやSANGOにはかなわない部分があります。
「SWELLとどう違うの?」と知りたい方は、下の記事を読んでね。
ブロックエディタ完全対応なので、一通りの記事の装飾はこれだけでこなせます。
ただ、細かい部分はSWELLや他ののテーマに劣ります。
- PC/スマホで表示するブロックを分けられない
- ブロック同士の余白を自由に設定できない
あまり頻度は高くないですが、細かい装飾などであきらめざるを得ない部分が出てしまうのが現状です。
Cocoonのページ:wp-cocoon.com
4位、実は他に負けていないAFFINGER6!
「ブロックエディタ完全対応ではない」ということで4位にとどめていますが、実は2位に上げてもいいと思っているAFFINGER6です。
その理由は、「段落・画像・カラム・リスト・テーブル・グループ」などの標準ブロックの機能が SANGO や Cocoon より充実していること。
執筆時に一番良く使われるブロックなので、この標準ブロックがどのくらい整備されているかによって、書き心地が大分違ってきます。
標準ブロックに関しては SWELLに次ぐ2番目の充実度で、「選択肢がビジュアル表示」されたり、「表がスマホ対応」されていたりと使いやすくなっています。
独自ブロックは9種類ですが、執筆時に特に不足を感じることはありません。
ブロックエディタではありませんが、AFFINGER6にはクラシックエディタで使える高度な機能がた~くさんあります!
「流れる文字」や「アニメーション」など、他のテーマにはない豪華な仕掛けも!
もともとはクラシックエディタで使われていた機能ですが、今でもブロックエディタ内で「クラシック」ブロックを呼び出すことで手軽に使うことができます!
試してみてね!
AFFINGER6にはなんと、下記の機能にも対応しています。
- PC/タブレット/スマホで表示するブロックを分けられる
- ブロック同士の余白を自由に設定できる
独自ブロックの数では Cocoon や SANGO に負けているように見える AFFINGER6 ですが、実は案外使いやすい!
ブロックエディタ以外の面では、外観装飾の機能も高いテーマなので、トータル的にもおすすめです。
購入者特典あります!
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5位、ブロックエディタの機能が意外と少ないJIN
デザインもキレイで人気の高いJINですが、表をご覧いただくとわかるように、ブロックエディタの機能はそれほど多くありません。
JINは、元々クラシックエディタの機能自体もそれほど多くありませんが、さらにそのうちの一部しかブロックエディタに対応していないので、ブロックエディタでできるのは基本的な部分のみになります。
装飾をビジュアルで選択できず、「文字ベース」で選択しなければなりませんので、あまり使い勝手がよくありません。
しかも「共通ブロック」には全く手が入っていません。
JINのエディタを使う場合、以下のいずれかの方法で書くしかありません。
- ブロックエディタ と クラシックエディタ、半々で書く
- 初めからクラシックエディタで書く
「ブロックエディタだけを使って書く」というのはほぼ不可能です。
しかも、割と初期にブロックエディタに対応して以降、追加ブロックなどが一切出ていません。
アップデートも年に2回程度と、頻繁にメンテナンスされている印象も見受けませんので、ブロックエディタの進化は恐らく見込めないと思います。
SWELL と JIN の比較記事も執筆しています。気になる方はご一読ください。
JINのページ:jin-theme.com
ブロックエディタ選び、こんなところに注目!
「独自ブロック数」と「高機能」は必ずしも比例しない
上の表で「独自ブロックの数」だけを見ると、 SANGO が SWELL を上回っていますよね。ただし、
「独自ブロックの数」=「高機能」というわけではありません。
例えば、JIN や SANGO では文章を囲むための「ボックス」ブロックが4~7つありますが、SWELLは1つしかありません。
なぜなら、SWELLでは、1つのブロックで何種類もの「デザイン」を切り替えられるからです。
ボタン一つで切り替えられるので、むしろ1つのブロックの方が使いやすかったりします!
このように、SWELLでは1つのブロックで、他のテーマの4-7ブロック分の役割ができるので、「独自ブロックは多い方が多機能」ということにはなりません。
なぜ「完全対応」なのに「一部対応」に負ける?
上の表を見て、こう思うかもしれません。
なぜ「完全対応」の Cocoon や SANGO よりも、「一部対応」の AFFINGER の方が出来ることが多いの?
そもそも「完全対応」って何でしょう?
「ブロックエディタ完全対応」とは、
「クラシックエディタと全く同じことができる」ということです!
極端な例で言うとこんな感じ。
クラシックエディタの機能5 => ブロックエディタの機能5
(ブロックエディタ完全対応)
クラシックエディタの機能10 => ブロックエディタの機能7
(ブロックエディタ一部対応)
これはあくまでも例ですが、AFFINGERなどはブロックエディタ完全対応でなくても、かなり高度なことができるのはそのためです。
「標準ブロック」にも装飾が加わっていると使いやすい
ブロックの種類には、WordPressに始めからある「標準ブロック」と、テーマ独自の「独自ブロック」があります。
「独自ブロック」のほうに目が行きがちですが、実は、一番使用頻度の高いのは、「標準ブロック」です。標準ブロックにきちんと手が入っているかが使いやすさのカギになります。
使用頻度の高い「標準ブロック」の一例
- 段落
- 画像
- カラム
- テーブル
- グループ
「段落」ブロックで簡易装飾ができたり、「画像」ブロックで画像ごとの装飾が選べると便利です。
注目すべきは SWELL と AFFINGER の「デバイス制限」と「スペース調整」
装飾のバリエーションを広げる機能として、上記の「カラム」のほかに、「デバイス制限」と「スペース調整」があります。
- 「デバイス制限」ーー 特定のコンテンツを「PCだけ」/「スマホだけ」で表示する機能です。デバイスごとに装飾を変えたいときに便利。
- 「スペース調整」ー-ブロック下の余白を詰めたり広げたりする機能。特殊な装飾を施したいときに便利。
SWELLを使って実感したのが、「デバイス制限」「スペース調整」があると、装飾がかなり自由に行えるってこと!
結論:ブロックエディタで選ぶならSWELL
「使いやすさ」「多機能」で圧倒的なSWELL
ブロックエディタで選ぶなら、ダントツSWELLだよ
ブロックエディタの「使いやすさ」や「機能の高さ」で言えば、SWELLにかなうテーマは今のところありません。
SWELLはブロックエディタが秀逸なのはもちろんですが、「外観が美しい」、「装飾の自由度が高い」、「初期設定がカンタン」など、様々な長所も併せ持ったテーマなので、是非ともあらゆる人に使って頂きたいテーマです。
もし、「SWELLのデザインが好きではない」ということであれば別ですが、「SWELLのデザインも悪くない」と思っている方なら、買ってもまず間違いはないと思います。
(デザインの好き嫌い以外、選ばない理由が見つからないです)。
逆に、選ばない理由が見つからない。
今すぐSWELLを手に入れて、評判のブロックエディタを使ってみよっ!
\ みんなが買ってよかった! /
SWELLホームページ:https://swell-theme.com/