AFFINGER6のデメリットって何?|買う前に知っておこう
AFFINGER6の購入を検討しているけど、AFFINGERのデメリットってあるの?
非常に高機能なことで知られるAFFINGER6!
「稼ぐ仕掛けが満載」「できないことはない」と言われていますが、実際はデメリットや使いづらい部分はあるのでしょうか?
他にもたくさんのテーマを使い込んできた著者が、AFFINGERのデメリットと感じる部分を解説します。
AFFINGER6は初期設定が難しい?
大丈夫!簡単にある程度の見た目になる
AFFINGER6は初期設定が難しいって聞いたけど本当?
それは一部正しいです。実はこの私も、過去にAFFINGERが使い切れなくて諦めたことがあります。
ただそれは、「ブログ超初心者」の頃でWordPress自体のことも何もわかっていませんでした。今ではもちろんAFFINGERも使いこなせてます。
初期設定の難しさについては、他のテーマを使ったことがある方ならあまり心配する必要はありません。
下図は、基本色を設定しただけの、何も手を入れていないブログになります。
これだけでもかなり見栄えのいい状態になっているのがおわかりいただけると思います。
トップ画像を配置したり、サイドバーを整えれば、それだけで体裁の良いブログを作れることは間違いありません。
ちなみに、メンタリストDaiGoさんのブログもAFFINGERで作られています(子テーマJETが使われています)。
メンタリストDaigoさんのホームページ:https://daigoblog.jp/
この位カッコよくなりますのでご安心を!
難しいのは、自由設定が多いから
AFFINGER6の設定が難しいと言われるのは、それなりの理由があります。それは、
AFFINGERは他のテーマに比べて圧倒的に装飾機能が高い
からです。
あまりにユーザーが自由に設定できる部分が多いゆえに、細かい設定を自ら行わなければならず、使いこなすのが難しくなるってしまうということです。
他テーマのように、「ベタ塗りでほぼ一色」であれば簡単なのですが。。。
今度はあえてカラフルに色を塗った例ですが、いかがでしょうか?
かなり自由に色が塗れるということがわかりますよね。グラデーション、方向、文字色、矢印の形/色、枠線の色まですべて自由に選べます。
通常のテーマでは1色で済むところを、AFFINGERでは何十種類も設定できますので、その分設定が複雑になるのは仕方がありません。
メリットとデメリットは表裏一体なので、ちょっとだけ複雑なのは仕方ないですね。
売り方が複雑、有料オプションなどが多い
「目次」「無制限ふきだし」などの基本機能
現在販売されている評判の良い有料テーマでは、「目次」や「無制限吹き出し」が当然のように付いてきます。
AFFINGER6の場合、「目次」や「無制限ふきだし」の機能は有料になります。
ただしご安心ください。「目次」についてはとても良いものが無料プラグインで手に入りますし、「ふきだし」は8個までは使えますので、たいていの場合は間に合います。
「目次が有料なんてひどい!」と思うかもしれませんが、このAFFINGER6の有料目次は他にはない高機能なものになります。
目次のどの部分がクリックされているのかを計測できるツールがついています。ただ見出しのレベルを表示するだけの、他テーマの無料の目次とはレベルが違いますので仕方ありません。
このような高機能は、「記事のどの部分が読まれているか分析したい。記事の書き直しに役立てたい」というときに使います。他のテーマでもここまでの目次はついていないので、必要になったときに買えば十分です。
通常は無料のプラグインでOKなので、他のテーマと条件は変わらなくなります。
メインテーマ AFFINGER6、AFFINGER6 EX
通常販売されているAFFINGER6(14800円)は普通版で、こちらを購入する場合が多いです。
その他に特別機能を備えたAFFINGER6 EX版があります。
このEX版を入手するには、次の二つの方法があります。
- ACTION PACK3を39800円で最初から購入
(AFFINGER EX、タブ管理マネージャー4、ABテストがセットになったお得版)
または
- 会員限定サイトで12000円で購入
(普通版を入手した後でないと購入できません)
EX版と通常版の違いは、一部は「秘密」となっているので全てが公開されているわけではないのですが、公開されている一部は、次のような機能になります。
買い方としては、はじめからEX版を購入する必要はなく、必要になったら追加で購入すると良いかと思います。
別売り子テーマ JET
AFFINGER6 や AFFINGER EX版にも、もちろん独自の子テーマはついていますが、こちらは別売りの子テーマ「JET」になります。
主な機能は、記事をタイル状に横並びにできたり、Googleアドセンスのインフィード広告を記事に溶け込むように配置させたりという機能になります。
いずれにせよ、Googleアドセンスで「インフィード広告」が使えるようになるまでには、ある程度のアクセス数が必要ですので、サイト立ち上げ後しばらくは、インフィード広告は必要ないでしょう。
有料オプションなどについていろいろと解説しましたが、通常の装飾はAFFINGER6の普通版でできますので、まずは普通版のみを購入してみることをおすすめします。
完全ブロックエディタ対応じゃない
2021年7月1日に発売されたAFFINGER6。今までは「クラシックエディタ推奨」でしたが、今回初めて「ブロックエディタ強化」として売り出しました。
ただし、「完全対応」ではありません。ブロックエディタだけではできないこともまだまだあります。
とはいえ、ブロックエディタ大好きの自分がAFFINGER6のブロックエディタを試したところ、かなり使えるようになっていることが分かりました。
段落、画像、リスト、カラム、ボックスなどについては十分な装飾ができるようになっています。
あと、通常の記事に必要なのは「ブログカード」位なので、クラシックボックスを呼び出して、ちょこっと文書IDを入力すればそれで済みそうです。特に手間ではありません。
しかしながら、もう少し装飾に凝った記事、「横にスライドする表」や「タブでの内容切り替え」などが必要になったら、クラシックエディタのお世話にならないといけないので、コードを見る必要がありそうです。
ただ、このような記事を書くことはあまりないので、普段使いはブロックエディタのみで完結できます。
ブロックエディタの表示とずれがある
AFFINGER5までは「クラシックエディタ推奨」でしたが、AFFINGER6では「ブロックエディタ対応」になりました。
現在も鋭意製作中で、日々進化させていっているものと思います。
進化中であるがゆえに、まだ完全でない部分も少々見受けられました。
例えば、「エディターでは太字になっているのに、実際には太字にならない?」などの部分です。この場合、もう一度太字をかけなおせば直るので、できないということではないのですが、やや紛らわしいです。
ただ、これはマイナーアップデートで改善される問題と考えます。というのも、β版ではその他にも「リストの数字が変更できない」などの問題があったのですが、次のマイナーアップデートではきちんと改善されていました。
ここでは、この点を「デメリット」としてあえて挙げましたが、他のどのテーマにも多少の不具合があることは当然なので、どんなテーマを選ぼうと、多少の不具合とはうまく付き合っていくことが大切と考えます。
スマホとPCのウィジェットを分けられない
この点は、特に他のテーマと比べてデメリットとは言えないかもしれません。
というのも、「スマホとPCでフッターウィジェットを分けられない」というのは、JINやSANGOでも同じだからです。
スマホとPCでフッター表示を分けられるのは、今のところSWELLとCocoonのみです。
単に「一つの機能がないだけ」ととらえてもいいのかもしれません。
設定や使い方にやや癖がある
初期設定をするときに、いくつかの設定が分かりにくかったりします。
意外な場所に設定があったり、きちんと設定している(と思う)のに反映されなかったり。全く別の部分を修正すると直ったり。もちろん、それほど多くないのですが、時々「あれ?」という設定もあります。
ちょっと慣れが必要な部分もあるよ
結論:中級者向けで慣れが必要な部分もあるが、突出したテーマ
AFFINGER6は決して「初心者向けで誰でも簡単に設定できます」というテーマではありません。
装飾に手を入れなくてもそこそこの見栄えはできますが、本領を発揮するのは高度な装飾や機能を使い込んだときでしょう。
今回はデメリットのみを紹介しましたが、メリットの記事と合わせて御覧ください。
AFFINGER6の本当の実力を確認していただけます。